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PC PHYSICAL COMPUTING PROGRAM

フィジカル
コンピューティング
プログラムの学び

超小型のCPUとセンサ、そしてPCやスマートフォンなどを自由に結びつけるネットワークによって、私たちの生活は大きく変わりつつあります。こうした変革期にあって重要なことは、ハードウェアやプログラミングあるいはWeb技術のような基礎的な情報通信技術の知識を身につけるだけでなく、それらを応用的に組み合わせることによって解決できる問題を発見する能力です。フィジカルコンピューティングプログラムでは、具体的なモノを作る演習を繰り返すことによって発想力を鍛え、人間社会に役立つ情報通信技術の利用法や活用法を提案できる人材を育てます。

社会とどのようなつながりがありますか?

人間にとっての価値とは多様なもので、「効率がよい」とか「安全である」といった客観性のあるものから、「楽しい」とか「美しい」といったあいまいなものまで様々です。情報技術が成熟するにつれて、これまであまり重視されてこなかった後者のような価値にも注目が集まるようになりました。新しい製品を手にとって「⾯白そう!」と思うことは簡単ですが、アイディアを創り出すのは大変難しいことです。また技術的裏付けのないアイディアはただの夢にすぎません。本プログラムでは、型にはまらない発想と情報通信技術に関する広い知識を駆使して、今までにない「何か」を形にする方法を皆さんと考えていきます。

どのような演習をしますか?

携帯電話はもちろんのこと、デジタルテレビなどの家電製品から、⾃動⾞や⾶⾏機のような輸送⽤機器まで、現代の工業製品のほとんどにはマイコンと呼ばれる小さなコンピュータが入っています。この演習では、まずマルチメディア向きのプログラム言語を学び、パソコン上で動くグラフィカルなプログラムを作ります。次に、マイコンを使って、赤外線センサによる距離の測定や、トランジスタによるモータの回転制御などを通じてマイコンと電⼦回路の基礎を学びます。最終的には身に付けた技術を応⽤して、電⼦工作、電⼦玩具、ゲームあるいはメディアアートなどを、各⾃のアイディアに基づき⾃由に製作してもらいます。

どのような学⽣が向いていますか?

「作る」ことに興味がある人が向いています。ソフトウェアだけでなく、電⼦回路を作ったりもしますが、初心者向けの便利な道具もあるので、やる気さえあれば意外と簡単に始められます。コンピュータと電⼦回路によるモノ作りを実践するので、将来メーカー系のエンジニアになりたい人はもちろんのこと、画期的な新製品を発明したいという人や、マルチメディアに興味がありメディアアートを作ってみたいという人なども楽しめると思います。ハードウェアとソフトウェアの両方を扱うので、バーチャルな世界に閉じこもるのではなく、人や機械とコンピュータのつながりに関わってみたいという人に向いています。