ネットワーク情報学部について
情報学の理論とスキルをベースに
社会に新たな価値を創造する力を
身につける
情報学、情報技術の進歩は早く、2001年にネットワーク情報学部が誕生した頃には存在しなかった技術、アイデアを用いた財やサービスが登場し、私たちの生活や社会のありようは変化しつつあります。
情報学や情報技術を社会で有効に活用するためには、確かな基礎と広い視野、そして、自ら課題を発見し解決へと導く主体性が重要です。
そこで、ネットワーク情報学部では、情報学の基礎的な理論と技術を徹底的に学ぶとともに、豊富な演習科目やプロジェクトを通した実践のなかで、情報の表現力、コミュニケーション能力、問題発見・解決能力などを磨くカリキュラムを用意しています。その学びを通して、情報学を基礎として社会に新たな価値を創造する力が身につきます。
その能力を駆使して、現実社会の課題をどのように解決していくか、ネットワーク情報学部で磨いた実力を試す場所は、社会のいたるところにあります。

ネットワーク情報学部の沿革
ネットワーク情報学部は、1964年度に経営学部経営学科に設置された電子処理コース(1971年度から情報管理コースに改称)を起源とし、1972年度に経営学部に設置された情報管理学科を前身として、2001年4月に設立されました。
ネットワーク情報学部の設立の背景には、情報の「集中的な管理」から「ネットワークによる交換」へという情報のパラダイムシフトがありました。これまでの教育では、企業内業務処理を主たる目的としており、情報はメインフレームを頂点として構成されるクローズドなシステムにおいて集中的に管理される対象として捉えられていました。しかし、1990年代以降の急激なコンピュータネットワークの普及により、個人と情報との関わり方は変化し、ネットワークから情報を活用することにより生活の豊かさを追求すると同時に、ネットワークを通じて自己実現を図りたいという社会的欲求が高まっていきました。
このような中、ネットワーク情報学部において、対象とする「情報」の領域を広げ、ネットワーク型情報社会に適応できる広範な知識・技術を有する創造的な人材の養成が目指されました。
2001年4月 | ネットワーク情報学部設立 コンテンツデザイン、ネットワークシステム、情報ストラテジーの3コースを開設 |
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2006年4月 | コンテンツデザイン、ネットワークシステム、情報戦略、情報技術創造の4コースを開設 |
2009年4月 | プログラム制を導入 コンテンツデザイン、メディアプロデュース、ネットワークシステム、ユビキタスシステム、経営情報分析、ITビジネス、社会情報、情報数理の8プログラムを開設 |
2014年4月 | ユビキタスシステムをフィジカルコンピューティングに改称 |
2019年4月 | コース・プログラム制を導入 S、Dの2コースを開設 ネットワークシステム、データサイエンス、コンテンツデザイン、メディアコミュニケーション、フィジカルコンピューティング、ITビジネスの6プログラムを開設 |
2026年4月 | Cコースを開設 ITビジネスをITコンサルティングに改称 |